キャンプ・アウトドアレジャーにかかせない寝袋(シェラフ)。
有名ブランドの定番商品やホームセンターなどで
気軽に購入できるリーズナブルな商品もあります。
そこで今回は、寝袋の知識、選び方を初心者にもわかりやすく徹底解説。
さらにおすすめの商品紹介します。
ぜひ自分にピッタリの寝袋を見つけて、
快適で楽しいアウトドアライフを満喫しましょう
キャンプにおいて快適な睡眠を確保することはとても大事なことです。
快適な睡眠に必要なギアと言えば、
テントやマットを想像する方も多いと思いますが、
実は、『寝袋・シェラフ』選びが一番重要です。
では寝袋・シェラフはどんなものがよいのでしょうか?
安価なものは1,000円を切るようなものも販売しています。
一方で数万円する代物も存在します。
どれを選べばよいかわからない・・・
と有名ブランドを選んだり、
費用を抑えるために安いものを購入すると後で後悔することがあります。
いつどのようなキャンプを楽しみたいかによって選び方も変わってきます。
寝袋の種類 初心者にもわかりやすく説明します
寝袋には、大きく分けて
「マミー型」
「封筒型」
「人型」
の3種類が存在します。
形の違いによって保温性や寝心地が異なりますので、
まずはそれぞれの特徴をチェックし、
どのタイプがあなたのスタイルに合っているか見極めていきましょう。
マミー型
軽量かつコンパクトで抜群の温かさ!
マミー型は、ミノ虫のような形状で
身体の形にフィットするように作られた保温力の高い寝袋です。
身体と寝袋の間に無駄なスペースがなく、
肩や頭まで覆うことができるため抜群の温かさを誇ります。
キャンプでの寒さが気になる方はマミー型がおすすめです。
さらに、軽量でコンパクトに収納できるので
登山やツーリングにも対応できます。
ただし密着性が高いゆえに寝袋内で身体を自由に動かしにくく
圧迫感を感じることもあります。
メリット:軽量でコンパクト・保温性が高い
デメリット:動きづらい、価格が高い
おすすめ用途:登山、アウトドア(冬キャンプ)、ツーリング
封筒型
寝袋内で動きやすく布団のような寝心地は◎!
封筒型は、布団が折りたたまれるような長方形の寝袋です。
寝袋の中でも自由に動けるため、
ゆったりとした開放的な寝心地を求める方におすすめ。
また同じ種類の商品であれば2つの寝袋を
連結させることができる商品やファスナーを全開にして使えば
ひざ掛けとしても使用できます。
ただし、身体への密着度が低いので
保温性はマミー型に劣り、
畳んでもかさばるので車で行くキャンプに向いています。
メリット:様々な使い方ができる、リーズナブル
デメリット:マミー型に比べ保温性、収納性が低い
おすすめ用途:3シーズン(春・夏・秋)でのキャンプ・ファミリーキャンプ
人型
着たまま動けるので機能性抜群!
人型は、寝袋を着るという発想で生まれた新しいタイプの寝袋です。
その名の通り人型にデザインされており、見た目のインパクトは抜群。
寝袋に入ったまま脚や手が動かせるため、
自由に立ったり歩いたりできます。
ただし、他の2種類に比べると販売されている商品が少ないため、
必然的に選択の幅は狭まります。
メリット:寝袋を着たまま動ける
デメリット:種類が少ない
おすすめ用途:冬キャンプ
寝袋の選び方 自分に合った寝袋を見つけよう
まずは、寝袋の選び方を解説していきます。
形状や素材に注目するのはもちろん、
使用シーンもイメージしながら最適な寝袋を選んでいきましょう。
サイズ
体型に合ったサイズ選びを!
寝袋のサイズは豊富ですが、必ずサイズを確認したうえで、
自分に合ったものを選びましょう。
大きすぎると保温性が低下し、
小さすぎると窮屈で寝心地が悪くなってしまいます。
幅75㎝程度:お子さんや小柄な方
幅75㎝~80㎝程度:身長170㎝~175㎝程度の標準体型の方
幅80㎝以上:身長175㎝~180㎝以上、あるいは体格の良い方
子供用の寝袋の中には、
サイズが調節できるものもあります。
成長してサイズが合わなくなってしまうかも、
と不安な方は、選択肢に入れてみると良いでしょう。
中綿の素材
値段・保温性・メンテナンスの仕方に注目しましょう。
中綿の素材は、「ダウン」と「化学繊維」の2種類があります。
素材によって値段・保温性・メンテナンス方法などが異なるため、
それぞれの特徴・長所・短所を覚えましょう。
【ダウン】
軽量で保温性抜群!コンパクトに収納できるのも魅力!
ダウンは、軽量で保温性にが高い素材です。
圧縮することができますのでコンパクトに収納することも可能です。
どんなアウトドアシーンでも快適な睡眠をサポートしてくれ、
ダウン独特のふわふわとした肌触りで寝心地でぐっすり眠ることができます、
しかし、化学繊維に比べると、メンテナンスが少し大変で
水にや湿気に弱く洗濯も気軽にできるものではなく、
保管時には湿度の低い風通しの良い場所におかないと
カビが発生する場合があります。
価格も高めのものが多いため、
寒い時期にキャンプに行く人や自転車・バイクに積んでの移動や、
登山時に自分で持ち運ぶ時にはとても便利です。
メリット:軽い、柔らかくて寝心地がよい、保温性が高い
デメリット:水に弱く乾きづらい、価格が高い
【化学繊維】
初心者にはおすすめ。安価で水や湿度に強く、お手入れも簡単!
化学繊維は、水に強く、洗濯などのメンテナンスが簡単な比較的安価な素材。
収納したまま保管することもできるためダウン素材ほど気を遣わなくて平気です。
しかし、ダウンに比べると保温性は低く、
圧縮性もダウンには劣るため、収納時にスペースをとってしまうのも難点。
どちらかというと、
『寝袋は安いもので十分』と思っている人や
温かい時期だけキャンプに行く人におすすめな素材です。
メリット:安い、水に強い、保管が楽、洗濯可能
デメリット:ダウンに比べて保温性が低い、かさばる、重い
快適使用温度
快適使用温度でキャンプの楽しさが変わる!
寝袋には、3シーズン用・冬用、などの種類がわかれていますが、
どの寝袋にも、耐久温度(快適温度)が表示されており、
どのくらいの気温下での使用に向いているか示してくれています。
快適使用温度は、この温度域であれば温かく快適に眠ることができる温度です。
この選択を誤ると、
楽しいはずのキャンプが寒さに耐えるキャンプになってしましまので、
余裕を持って使用シーンからマイナス5℃~10℃程度のものを選ぶのがおすすめです。
限界使用温度
使用する季節に合わせて選ぶことがとても大事!
限界使用温度は、
ウエアなどの防寒着を着込んだりするなどの工夫をすれば、
なんとか一晩過ごすことのできる目安の気温です。
夏であれば問題ない場合が多いですが、
冬の季節では最悪の場合、死活問題になります。
寒さが厳しい中でも快適な睡眠を取るために
使用するシーンをしっかり想定し、
この限界使用温度を目安に季節に合ったものを選びましょう。
夏用は5~10℃
春・夏・秋の3シーズン用は、−5℃~5℃が目安
晩秋や冬山での使用には、−5℃以下のものがおすすめです。
商品によっては、温度表示が一つしかないものもあります。
その場合には、限界仕様温度が表示されているものと考えてくださいね。
収納サイズ
荷物を減らしたいならコンパクトに収納できるものを選ぼう!
登山・自転車・バイクでのキャンプ用の寝袋を選びたい方は
コンパクトに収納できるかどうかを確認しましょう。
片手で軽々持てるコンパクトな寝袋も多く販売されています。
コンパクトさは、軽量さにもつながりますので、
荷物を減らしたいという登山やツーリングでは重視したいポイントになります。
洗濯表示
自宅の洗濯機で洗えるものはお手入れが楽です!
お手入れしやすい商品を選びたい!
そんな方は、洗濯可能なものがおすすめです。
できれば、洗濯機で手軽に洗えるものが◎です。
家では洗うのが大変だという方は、
コインランドリーでお手入れするとよいでしょう。
ブランド
ブランドによって特徴が変わります!
お気に入りのブランドを探してみては?
品質やデザインにこだわりたいなら、
信頼性の高い有名ブランドにも注目してみましょう。
【コールマン(Coleman)】
海外メーカーの中で一番の人気ブランドは『コールマン』。
アウトドアアイテムも幅広く取り揃えており、
手に入れやすい価格設定とラインナップの豊富さで、
世界各国の初心者から上級者まで幅広く愛用されています。
【モンベル(mont-bell)】
日本のアウトドアブランド「モンベル」の寝袋は、
デザインがシンプルなモデルが多く、
機能性も高いので、初心者から上級者まで愛されるブランドです。
【ナンガ(NANGA)】
羽毛にこだわりをもつ日本の羽毛製品メーカー「ナンガ」
は滋賀県米原市で操業され他ブランドです。
質の高いダウン素材を使用しているモデルが多く、
軽く、保温性の高さが特徴です。
【ロゴス(LOGOS)】
ロゴスは「水辺5メートルから標高800メートルまで」
をブランドポリシーに豊富なアイテムを展開するアウトドアメーカーです。
おしゃれかつ機能性の高いアイテムが多く、
女性や若いキャンパーに人気のブランドです。
大人気の寝袋 おすすめ10選 これを買えば間違いなし!
【リーズナブルな寝袋】
○MARMOT 封筒型シェラフ
【送料無料】寝袋 コンパクト シュラフ 洗える -4度 封筒型
*カラー:カーキ、ブラック
*サイズ:(約)220×71cm
*収納サイズ:(約)26×44cm
*重量:(約)1300g
*その他:封筒型
*耐寒温度:-4℃(快適温度:25℃~8℃)
春から夏にかけてのキャンプでは
この位の寝袋でも十分に過ごせると思います。
キャンプ始めたての方などは
とにかく価格も安いのでオススメです。
○CANWAY 寝袋
*素材:充填材料 コットン
*外装素材:ポリエステル
*サイズ:210 x 80 x 5 cm
*重量:2 Kg
カラー:グリーン
グレー
ブルー
ダークグリーン
オレンジ
布団の様に寝られる寝袋です。
温かい時期では、包まらずに、この寝袋を掛けるだけで
快適に過ごせます。
こちらもキャンプ初心者の方には初めの寝袋としてオススメです。
【本格的な寝袋】
○モンベル(mont-bell)寝袋 ダウンハガー800#2
【重量】733g(759g) ※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】サンフラワー(SUF)
【サイズ】R/ZIP(右ジッパー)
【収納サイズ】?16×32cm(5.7L)
【コンフォート温度】0℃
【リミット温度】-6℃
【エクストリーム温度】-23℃
【適応身長】183cmまで
【機能】R(右)ジッパーモデル(ジッパー長170cm)
モンベルの本格的寝袋です。
冬の時期も0度まで快適に過ごすことが出来ます。
このモンベルのダウンハガーシリーズは
『スパイラルストレッチ システム』という物を採用しており
寝袋が伸びるので、寝返りなど取りやすくなり快適に寝ることが出来ます。
○NANGAオーロラライト 600DX レギュラー
■サイズ:レギュラーサイズ(適応身長178cm)
■総重量:1,100g(羽毛量:600g)
■生産国:日本
■収納サイズ:直径17×31cm
■快適使用温度/下限温度:-4℃ / -11℃
安心の国産メーカーです。
高品質のダウンを使用しているのでとても温かいです。
NANGAの一番の特徴が『永久保証』が付いています。
修理、修繕、破れなどは、送料は掛かってしまうものの
無料で行ってもらえるという事が最大の特徴です。
【連結でき添い寝も可能!2個セット寝袋】
○ネイチャーハイク【Naturehike】CW280 封筒型 スリーピングバッグ
*サイズ:全長190×幅72cm(収納サイズ:12×26cm)
*重量:570g
*素材:15D 400Tナイロン、グースダウン
軽さとコンパクトさを兼ね備えた連結出来る寝袋です。
春〜秋までは、快適に寝る事が出来ます。